トップ > 製品情報 > センサネットワーク > センサフロアシステム [VS-SS-SF55]
センサフロアシステム [VS-SS-SF55]
センサフロアシステムは販売終了しました。

01人の荷重移動を取得するセンサシステム

センサフロアシステム「VS-SS-SF55」は、人の行動を荷重移動で捉えることを目的に開発したシステムです。荷重を検知するタイル状のセンサを床に敷き詰めることで、人間の移動軌跡や滞留時間などを取得することができます。

センサフロアシステム「VS-SS-SF55」構造図 

センサフロアシステムは、50cm角のタイル状のセンサ「センサフロアタイル」とそれを制御する「センサフロアコントローラ」及びアプリケーション開発キット「infofloor SDK」で構成されています。

センサフロアタイルの表面は感圧スイッチになっており、人が上を歩くときなどの荷重を感知します。センサフロアタイルの感圧情報はシステム制御PC「センサフロアコントローラ」に取り込まれ、タイル上の反応箇所を取得します。

センサフロアコントローラには、システムの開発キット「infofloor SDK」がインストールされており、取得した位置情報をPCの画面に描画したり、C言語用のライブラリも備わっているので位置/反応情報を数値で取得し て、防犯・マーケティングなど独自アプリケーションを開発することが可能です。

02製品仕様詳細

センサフロアタイル「VS-SF55」について

センサフロアタイル「VS-SF55」センサフロアタイルの表面には約5mmピッチでセンサが分布し、人間のかかとサイズの面積を取りこぼすことなく取得できます。センサの圧力感度は200〜250g/cm2で、子供の体重にも反応します。なお、センサフロアタイルはあくまで感圧のON/OFFのみを取得するものであり、荷重の大きさは取得できません。

センサフロアタイルはコントロール用の基板を内蔵しており、敷設するタイルはこの基板を一本の配線で数珠繋ぎに接続します。配線の末端の一方をセンサフロ アコントローラのシリアルポートに接続します。また、センサフロアタイルの枚数が多い場合は、途中の電力供給のため10〜20枚に一箇所程度の割合でAC アダプタからの給電を配線に挟む必要があります。


センサフロアタイルには制御基板と
配線用のモールが備わっています。

配線は全てのセンサフロアタイルを数珠繋ぎにつなげます。
片方の終端をセンサフロアコントローラの
シリアルポートに接続します。
センサフロアタイル「VS-SF55」詳細
サイズ 幅500×奥行き500×高さ15[mm]
圧力感度 200〜250[g/cm²]
電源 ACアダプタ(DC12V 1A)
※センサフロアタイル10〜20枚に一箇所程度の給電を行う必要あり
保存温度 0〜30[℃]
保存湿度 25〜75[%]
※ただし、結露しないこと。また、急激な温湿変化のない室内で保管のこと
耐荷重 100[kg/p²]
※ただし、均一荷重であること。台車等の集中負荷のかかる場合、表面に保護が必要
インターフェース シリアル(RS232C)
データ取得時間 1.67[ms](1枚あたり)
通信速度 38400[bps]
禁止事項 粉塵、水濡れ、電磁波に接するおそれのある環境への敷設、及びそれらへの直接的な接触、直射日光の長時間照

センサフロアコントローラ「VS-SFC」について

センサフロアコントローラ「VS-SFC」は、センサフロアタイルの反応情報を取得し処理を行う制御用PCです。センサフロアコントローラには、センサフ ロアシステム開発キット「infofllor SDK」をプリインストールしており、センサフロアタイルの情報取得や情報の画面描画などが可能です。また、C言語に対応した開発ライブラリも備わってい るので、別途開発言語をご用意いただくことで、センサフロアシステムを組み込んだアプリケーション開発も可能です。

センサフロア開発キット「InfofloorSDK」仕様
開発言語 C/C++(MicrosoftVisualC++ Ver6.0以降)を開発言語として想定
開発言語は別途ご用意いただく必要があります
センサ情報取得機能 取得できる情報は、各検出地点の座標、及び反応の有無です
センサ情報描画機能 取得したセンサ情報をPCの画面に表示します(下写真参照)
センサフロアタイル上を歩行 「infofloorSDK」でデータを取得し、
PCの画面上に表示したところ。
マス目ひとつがタイルの感圧部分(10cm角)を表し、
圧力を検知した部分を黒で、それ以外を灰色で表示する。
センサフロアコントローラ「VS-SFC」仕様
CPU Pentium-4 3EGHz
RAM 256MB
OS WindowsXP
モニター 17インチTFTモニタ付き
ソフトウェア センサフロア開発キット「Infofloor SDK」をプリインストール済み

※センサフロアコントローラの仕様は予告無く変更する場合があります。

03センサフロアシステムの特長

センサフロアシステムは、環境側のセンサとして利用されているカメラやRFIDと比較し、様々な利点があります。代表的なものを以下に紹介します。

環境の明るさや電波状況に影響されない、安定した動作が可能

センサフロアシステムは、センサ部分に構造の単純なスイッチを使用するなど、ハードウェア的に簡素な構造になっており、導入場所の環境変化に対して非常に 強みを持っています。例えば、カメラのように周囲の明るさや色身の影響を受けたり、RFIDのように周囲の電波状況などに影響されるということはありませ ん。

また、カメラやRFIDは運用前に環境に応じた調整(明度やアンテナ角度など)が必要ですが、センサフロアシステムはそれらの手間は必要ありません。

取得データに対し、複雑な計算やノイズ除去処理が不要

センサフロアシステムは、各感圧箇所の位置を正確に取得できます。そのため、取得した情報がそのまま位置情報となります。同様の情報を他の環境センサで取 得する場合、例えばカメラ画像であれば識別対象の色や輪郭を抽出、フレームごとの差分を取るなど複雑な処理を行う必要があります。

また、取得するデータ量も、環境側の面積に対して非常に少ないため(各感圧箇所ごとに位置座標、及び反応の有無(ON/OFF)のみ)、他の環境センサと比較して取得データの記録や処理の負担が軽微です。

広範囲を安定してカバーし、データの取りこぼしが少ない

センサフロアシステムは情報取得のレスポンスが速く(センサフロアタイル1枚あたり約1.67msec、50枚で約83.3msec)、人が走るような素 早い動きも取りこぼすことなく取得できます。このような動きはカメラでもフレームレートをあげることで取得可能ですが、よほど細かいフレームレートで無い 限り画像にブレなどが生じ、正確なデータ取得は容易ではありません。一方、センサフロアシステムは反応箇所と入力の有無を明確なデジタルデータで取得でき るので、このような速い動きも明確に捉えることができます。

また、カメラやRFIDなど他の環境センサではどうしても発生してしまう死角(物陰、暗闇や電波視界)もセンサフロアシステムであればカバー可能です。セ ンサフロアシステムは、物質が必ず保有する「重量」を情報として捕らえるため、センサフロアタイル上に死角を作ることが非常に困難です。

04導入事例

人間工学研究

日常生活空間を再現した環境の中で、人間の行動を取得し記録・研究する用途に使用できます。各所の研究施設に導入された実績もあります。

防犯・監視

センサフロアシステムの特長である「死角が無い」「環境変化に影響されにくい」という点より、防犯・監視用途に適しています。例えば、カメラ画像が非常に撮影しづらい暗闇であっても、侵入者の位置・軌跡を正確に捉えることができます。

マーケティング

店舗内にセンサフロアシステムを導入し、店内の人の動線を取得したり、各商品棚の滞留時間を計測したりすることができます。

日常生活型ロボットとのコラボレート例「SF-Robovie」

センサフロアシステムを利用したシステムの一例として、日常活動型ロボット「Robovie-R ver.2」と組み合わせた「SF-Robovie」があります。「SF-Robovie」は、センサフロアシステムをコミュニケーションロボット 「Robovie-R ver.2」のセンサの一部として接続し、ロボットをより広範囲の環境に対応できるようにするための開発プラットフォームです。

通常、ロボット本体に搭載されたセンサは、ロボット自身を中心とした主観的な情報のみしか取得できません。そのため、周囲の状況を取得できる範囲が狭かっ たり、ロボット自身の位置など客観的な情報を取得することが困難です。そこで環境側に設置したセンサフロアシステムの情報を加えることで、これらの問題を 解決できます。

05ムービー

センサフロアシステムの実動場面は以下のムービーをご参照ください。ムービー中の中心部はセンサフロアコントローラの表示画面、右下は実際の人の移動を表します。

06ダウンロード

センサフロアシステムの関連資料を以下に公開します。どうぞご参照ください。

パンフレット
カタログ

07販売構成

「VS-SS-SF55 スタータキット」

低コストで導入できる「VS-SS-SF55 スタータキット」は、センサフロアシステムの評価に最適です。
 センサフロアタイルを増設していただくことで、より大規模に構成していくことも可能です。

  • センサフロアタイル「VS-SF55」×4枚
  • センサフロア開発キット「infofllor SDK」×1

※センサフロアコントローラ「VS-SFC」は付属しませんので、システム制御用PCを別途ご用意いただく必要があります。

販売価格:190,000円(税抜)

増設用センサフロアタイル「VS-SF55」

敷設する面積にあわせて、センサフロアタイルを追加でお買い求めいただけます。
※増設用センサフロアタイル「VS-SF55」単体では使用できませんのでご注意ください。

販売価格:別途ご相談下さい

センサフロアシステムは、製品の性質上、導入箇所の環境に応じて配置・配線などを最適化する必要があります。弊社では、お客様のご要望に応じてもっとも最 適な導入方法のご相談に応じます。ご相談では、センサフロアタイルの枚数、配線方法、センサフロアコントローラの構成、その他導入時における留意点につき まして対応します。まずはメールでお問い合わせください。

また、弊社ではセンサフロアタイルの施工も合わせて承っております。施工費は、センサフロアシステムご購入代金とは別請求となり、実際の導入箇所の図面を元に、ご相談の上金額をお知らせいたします。

なお、弊社で承る作業範囲は、「センサフロアタイルの設置」「配線」「センサフロアコントローラでの動作確認」のみとなります。タイルカーペット等装飾・仕上工事、及びその他につきましては、別途ご相談いただく必要がございますのでご注意ください。