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ネットワーク経由でログインする

ロボットが既にネットワークに接続されIPアドレスが正しく割り振られている場合、SSHで同一ネットワーク内のPC等からログインすることが出来ます。

本チュートリアルを進む前に、動かしてみるを参考に、ACアダプタを接続し、電源をONにしてください。

1. ネットワークへの接続

有線LANでの接続

有線LANでネットワークに接続する場合、有線LANコネクタにLANケーブルを接続し起動すると自動的にIPアドレスが取得されネットワークに接続されます。
(※DHCPサーバーがネットワーク内で正しく動作している必要があります)

Edison版

イーサネットコネクタ非搭載のため、USB LANによって有線でのネットワーク接続を行う必要があります。

有線LANやマウス、キーボードなどのUSB機器を接続する場合は、カバーを開けそれぞれのコネクタに接続してください。 なお、有線LANや外部USB機器を接続している場合カバーを閉じることは出来ません。

usb1_e.png

現在動作の確認ができている製品は以下の通りです。

  • ETG4-US2(IO-DATA)


Edison版で有線LANに接続している場合は、無線LANに接続することができません。 また、確認方法としては、設定モードのIPアドレスを確認する際、Sotaが「有線LAN接続です」と言えば、接続ができていることが確認できます。

ifconfigのコマンドの場合、「enp0○○」のような表示がされていれば、その項目に表示されたIPアドレスが有線LANでのIPアドレスとなります。


RaspberryPi版

有線LANやマウス、キーボードなどのUSB機器を接続する場合は、カバーを開けそれぞれのコネクタに接続してください。 なお、有線LANや外部USB機器を接続している場合カバーを閉じることは出来ません。

usb1.png


無線LANでの接続

本チュートリアルでは「QRコード」を利用した接続方法を説明します。

(1)まず、以下のサイトにアクセスし、SSID・パスコードを入力し無線LAN接続用QRコードを生成してください。
http://www.vstone.co.jp/sota/update/qrcode/
生成された画像が表示されている画面、あるいはその画面を印刷した紙を用意します。

(2)△ボタンと▽ボタンを3秒間程度同時押しし、設定モードに入ります。

(3)△ボタンを数回押して「QRコードで無線LANに接続」を選択します。

(4)○ボタンを押します

(5)ロボットの顔から20cm程度離れた位置で、(1)で生成したQRコードを見せます。
「QRコード確認しました」とSotaが言えば、QRコードの認識に成功しています。
その後、「接続完了しました」とSotaが言えば接続完了です。

<接続できない場合>
ロボットとルーター・アクセスポイントを再起動して再度接続してください。
それでも接続できない場合、WPSでの接続を試みるか、ロボットへログインして接続する必要があります。ロボットへ直接ログインするをご参照ください。

2. IPアドレスの確認

  1. △ボタンと▽ボタンを3秒間程度同時押しし、設定モードに入ります。

  2. △ボタンを数回押して「IPアドレス」を選択します。

  3. ○ボタンを押します

  4. IPアドレスをSotaが言いますので、記録します。


3. SSHでログインする

  1. Sotaと同一のネットワーク内のPC等からSSHクライアントソフトウェアを起動させます。SSHクライアントソフトウェアには「PuTTY」や「TeraTerm」等があります。下記URLよりダウンロード可能です。

    「PuTTY」
    http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html

    「TeraTerm」
    https://osdn.jp/projects/ttssh2/

  2. SSHクライアントソフトウェアより、「2. IPアドレスの確認」で記録したIPアドレスに接続します。 ここでは「TeraTerm」を例に説明します。TeraTermでの設定例は以下の画像の通りです。

    TeraTerm01.png


  3. ログイン画面で以下のIDとパスワードを入力しログインします。
  • Edison版
    login:root
    Password:edison00

  • RaspberryPi版
    Username:pi
    Password:raspberry

4. コマンドを入力してサンプルプログラムを動かす

以下のコマンドを順番に入力すると、チュートリアル1の「動作テスト」が実行されます。

cd /home/vstone/vstonemagic/operation_test
java -jar servosoundtest.jar

※途中で終了する場合は「Ctrl + C」を押して下さい

5. 電源OFF

○ボタンを3秒間程度長押しします。「おやすみなさい」とSotaが言い、シャットダウンします。正しくシャットダウンするとLEDが消灯します。

button_ledoff.png


http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/tyuui0.png 注意
起動中に電源ケーブルを抜かないでください。システムファイルが破損し、ロボットが起動しなくなる恐れがあります。必ず○ボタンやsudo poweroffコマンドで電源を切るようにしてください。


http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/tyuui0.png 注意
「おやすみなさい」とSotaが言えば、電源ボタンから手を離してください。長押ししすぎると(10秒程度)、強制シャットダウンが行われますのでご注意ください。


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