コアレスモータ&メタルギア採用 TTLコマンド方式タイプ
RS301CRの形状と出力をラジコン用サーボと同じくPWM方式でも使いたい!というお客様からの要望により開発されたのがTTLコマンド方式サーボです。
従来のR/Cサーボ用PWM信号でも制御ができるため、ラジコン用受信機や他社製PWM方式サーボ用コントロールボードなどで制御が可能です。
またコマンド方式としての機能も残すことで、TTLレベルの信号を用いたシリアル通信とPWM信号の双方で制御できるようになりました。
制御形式は電源投入後先に受信した形式に従って自動的に切り替わるので、接続する相手に合わせた設定変更などは不要です。
RS485コマンド方式サーボに比べるとノイズに弱く、またコマンド方式での最大接続数も26個までという制限がありますが、
PWM方式での起動時の急激な動作を防ぐ"Warm Up Time"など、単なる廉価版ではない機能も有しています。
主な特徴
- オールメタルギヤ
- 軸付ボトムケース
- フリーホーン付
システム構成/接続例
RPU-10を用いた接続
RPU-10を使用する場合は、RSC-U485を使用する場合の接続と同様の接続構成となります。(RSC-U485がRPU-10に置き換わるだけです)
PCとRPU-10はRPU-10に付属のRS232C接続ケーブルにより接続されます。
PCにRS232Cポートが無い場合は、市販のUSB-RS232C変換器をご利用ください
(機器によってはご使用になれないUSB-RS232C変換器もあります。
USB-RS232C変換器の詳細については各製品のメーカーにお問合せください)
◆RPU-10 (ロボット用プロセッシングユニット)
Arduinoからコマンド方式サーボを制御
Arduinoについて、メーカーよりコマンド方式サーボを制御した例が紹介されています。
※下記はメーカーページへのリンクです。
※Arduinoの開発環境はver.1.8.5 、Arduino UNO R3にて動作を確認しています。
※本資料はあくまで作例であり、内容・動作についての保証は致しかねます。
製品仕様
サイズ | 19.6(W)×35.8(D)×25.0(H)[mm] |
重量 | 約28g |
トルク | 6.5kgf-cm(7.4V時) |
動作速度 | 0.11sec/60°(7.4V時) |
電源電圧 | 4.8V〜7.4V |
可動範囲 | 300° |
制御方式 | TTLコマンド方式 |
通信速度 | 最大230.4kbps |
通信方式 | TTL半二重通信 |
PWM方式 | 560〜2480μs |
※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。