MX-64RのTTL(3線式)モデルです。
DYNAMIXEL(ダイナミクセル)サーボモーターは全世界で教育、研究、ホビー、産業用として使用されているアクチュエーターです。
※MXシリーズで形式の末尾に[T]と付くのはTTL(3線式)モデルで、[R]と付くのがRS-485(4線式)モデルです。
双方ではコネクタ形状および一部通信仕様が異なり、ロボットコントロールボードの対応も異なってきますのでご注意ください。
Dynamixel MXシリーズのprotocol2.0対応
2017/2/22付けのアップデートでMXシリーズでDXL protocol2.0対応のファームウェアが使用できるようになりました。
MXシリーズのprotocol2.0対応ファームウェアへのアップデート(recovery)はR+Manager2.0を使用することで可能です。
※従来のManagerソフト、Dynamixel WizardではProtocol2.0へのアップデートは出来ません。
Protocol2.0から従来のファームウェアへの復旧はDynamixel Wizardで行うことが出来ます。
MX(2.0)シリーズのメリット
- Dynamixel Pro、XM430などProtocol2.0のDYNAMIXELと同時に使用できる。
- リバースモード(出力軸の反転)が新たに使用可能になった。
- Shadow ID機能。同一IDで複数のサーボをコントロール可能になった。
リバースモードとShadow IDを組み合わせると、MX106以外では今まで出来そうでできなかった「ダブルサーボ」が出来るようになります。
- Xシリーズと同等のコントロールテーブルのため、Xシリーズで開発したプログラム資産が流用可能
製品仕様
サイズ | 61.1(W)×40.2(D)×41(H)[mm] |
重量 | 約126g |
保持トルク | 7.3 Nm(14.8V、5.2A時) |
最大スピード | 78rpm(14.8V、無負荷時) |
最小制御角度/分解能 | 約0.088°×4,096step(12bit) |
ギア比 | 200:1 |
位置センサー | 非接触式アブソリュートエンコーダ |
使用電圧 | DC 10〜14.8V(標準電圧:12V) |
動作範囲 | |
動作温度 | -5℃〜80℃ |
通信方式 | コマンド式(デジタルパケット) |
プロトコル | 半二重非同期シリアル通信(8bit、1stop、パリティ無し) |
接続方式 | TTLレベル マルチドロップ(デイジーチェーン可) |
コネクター | 2.54mmピッチ 3ピンコネクタ ×2 |
ID | 0〜253まで設定可能、出荷設定=ID1 |
通信速度 | 8,000〜4,500,000bps、出荷設定=57,600bps |
サーボから読み取り可能なパラメータ | 現在位置、現在温度、現在負荷、入力電圧、その他 |
材質 | - ケース:特殊エンジニアプラスチック
- ギア:全段金属ギア
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対応コントローラ | CM-5、CM-510、CM-530、CM-700、Motion Creator(TTL) |
インターフェース | USB2Dynamixel |
※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。
各種ダウンロード
メーカー型番:902-0060-000