こちらの製品は生産・販売を終了いたしました。
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コアレスモータとアルミヒートシンクを採用し、41kg-cmを実現したハイパワーサーボモータです。
裏蓋に反対軸を装備し、確実な固定が可能です。
シリアルサーボモータ VS-SVシリーズ
VS-SVシリーズは、研究開発や大型ロボットなどの特別な用途に向けて開発された、ハイトルクシリアルサーボモータのシリーズです。
ハイトルクな性能を活かした人間サイズの巨大ロボットの開発や、シリアル通信機能によって温度・角度・PID制御パラメータなどの取得・設定のような高度な制御が実現します。
Vstoneの開発するロボット用サーボモータ「V-SERVO」シリーズに含まれます。
位置、電圧などの情報をフィードバック、PID制御パラメータ等の細かな設定が可能
VS-SVシリーズは通常のサーボモータのようなPWM方式ではなく、シリアル通信を用いた「LVSerialコマンド方式」で制御します。
これにより、制御機器とサーボモータとの間で双方向通信が可能になり、更に角度指示以外に位置・温度・電圧・PID制御パラメータデッドバンド幅にいたるまで、細かな動作パラメータを動作中に変更可能です。
ATR/Vstone開発の「Robovie-R ver.3」の場合、従来の機種では各関節のエンコーダ・電圧などを別のマイコンボードで制御していましたが、VS-SVシリーズの導入によりそれらの機能がまとまったモジュールとして簡単に組み込めるようになりました。
最大63個をバス接続可能、自由な配線で小型ロボットにも応用可能
VS-SVシリーズは、モータ同士で配線をチェーン状にバス接続できる特長があります。
従来のサーボモータだと、全てのモータの配線を制御機器に集約するために、制御機器周辺の配線が非常に混雑したり、体の末端にモータを配置すると配線を通す都合上手足が太くなるなどの問題がありました。
VS-SVシリーズでは、モータ同士を繋ぐ最低限の配線のみで接続できるため、配線の量を大きく減らすことが出来ます。
VS-SVシリーズを組み込んだ小型ロボット の例として、ロボカップ世界大会のヒューマノイドリーグ優勝ロボット「VisiON 4G」「VisiON Vgos」等が挙げられます。
製品仕様
サイズ | 21.0(W)×32.9(D)×40.5(H)[mm](耳部含まない) |
重量 | 約62g |
トルク | 41kgf・cm (16.8V時) |
動作速度 | 0.14s/60°(16.8V時) |
最大動作角 | 180° |
電源電圧 | 10V〜18V |
制御方式 | LVSerialコマンド方式 |
※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。
【注意事項】
※こちらはサーボホーンが付属しておりません。
※ファイナルギヤのスプライン歯数は23、軸径6mmです。互換品などをご利用ください。
※通常品と同じ耳なしで、未使用バルク品となります。
開発協力:日本遠隔制御株式会社