こちらの製品は生産・販売を終了いたしました。
リンク先の内容は発売時の情報であり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本製品に対応ロボット本体は含まれません。
本製品は、各種研究開発用大型台車ロボットのオプション品で、対応ロボットをROSで制御するためのPCと専用の取り付け金具から構成されています。
搭載されるPCには、対応ロボットをROSで制御する際に必要となる環境(Ubuntu18.04 とROS melodic および必要パッケージ)があらかじめ構築されており、
対応ロボットに本製品を搭載、接続するだけで導入が完了します。
PCの電源は別売の専用基板を介してロボットのバッテリーから供給されるため、外部電源は不要です。
UbuntuやROSを初めて使う方でも、PCのセットアップ作業を省略し、サンプルプログラムでの動作を確認することができます。
対応ロボットに搭載・接続するだけでROS による制御が可能に
メガローバーVer2.1やメカナムローバーVer2.1といった研究開発用大型台車ロボットをROSで制御するためには、UbuntuおよびROS環境を構築する必要があります。
しかしLinuxやROSを初めて触る方にとっては、CUIが中心となるセットアップ作業は難しく、正しい環境構築が行われなかった場合ロボットは正常に動作しません。
また、選択したPCとUbuntuやロボットとの相性が悪かった場合は、インストールや接続そのものがまったく成功しないこともあります。
ROS PCオプションは、研究開発用台車ロボットで動作確認済みのPCに、必要な環境やサンプルプログラムをあらかじめセットアップしてあるため、簡単な接続操作のみでROSを使った制御に着手できます。
IntelRNUCを採用
搭載するPCにはIntelR製ベアボーンのNUCを採用しています。
小さな筐体により、研究開発用大型台車ロボットのカスタマイズ性を損なうことなく搭載することが可能です。
また、対応ロボットに付属する各サンプルを動作させるのに十分なスペックを有しています。
スペックの詳細は下表をご覧ください。
Ubuntu 18.04 および ROS melodic をセットアップ済み
PCには、OSとしてUbuntu 18.04日本語Remixをインストールしています。
また、ROS melodicと、研究開発用大型台車ロボットに付属している以下のサンプルプログラムがセットアップ済みとなっておりますので、面倒な環境構築は不要です。
【ROSサンプルプログラム一覧】
- ゲームパッドからの操作
- SLAM(gmapping)
- navigation
- マウス(タッチパッド)からの操作
- SLAM(cartographer)
※本製品に含まれないライブラリなどのセットアップが追加で必要になる場合があります。
※SLAM、navigationを行うためには LRFが必要です。LRFオプションのご利用が便利です。
電源はロボットから供給され、コードレスで運用可能
ROS PCオプションは、別売の「拡張機器用電源基板 VS-WRC054」と組み合わせて使用します。
この電源基板は、対応ロボットのバッテリーからPCに電源を供給することができます。
PC のために外部から給電する必要がありませんので、PC搭載のロボットをコードレスで運用することができ、実験等をスムーズに行うことができます。
搭載PCのスペック
ベアボーン | Intel NUC8v5PNK |
OS | Ubuntu 18.04 (64bit) |
ROS | ROS melodic |
CPU | Core i5 8365U |
メモリ | 8GB x 1 |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィック | Intel UHD Graphics for 8th Generation Intel Processors |
※スペックや仕様は、製品改良のため予告なく変更となる場合があります。
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