サービスの目的
今回開始するレンタルサービスは、Robovie-Zの先進的な性能を手軽に手にすることができるサービスです。通常パッケージ版のRobovie-Zと全く組み立て済み・調整済み機体であるほか、レンタルでありながらロボット本体への改造も可能なプランとなっています。
Robovie-Zは汎用性が高いRaspberry Pi 4 Model B基板を搭載しており、既存のRaspberry Pi用ライブラリなどの豊富なリソースをロボット本体内でそのまま活用できることが大きなメリットです。本サービスをご利用いただくことにより、機体の調達や管理に柔軟性を持たせることができ、二足歩行ロボットを用いた様々な研究・開発用途にて、よりスムーズな活用・実用を実現します。
サービスの詳細
本サービスの仕様、基本価格は以下の通りです。なお、レンタル機体の準備状況によっては、レンタル開始日のご希望に添えない可能性があります。
レンタルするRobovie-Zについては、Raspberry Piへのプログラム導入やMotion Works® for VS-RC026でのロボットモーションの作成、また、ロボット本体へのフレームや外装の追加・カスタマイズなどを自由に実施いただけます。
レンタル期間 ※ |
参考レンタル費用(税別)※ |
ユーザーでの機体改造 |
6ヶ月以上 |
初回6ヶ月~12ヶ月未満:30,000円/月
契約延長時(12ヶ月以降):10,000円/月
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可 |
※レンタル期間については、ご要望に応じて調整可能です。
また、レンタル費用はレンタル期間により変動します。詳しくはお問い合わせください。
【手続き手順】
お申込みいただく際には下記の手続きをお願いいたします。
- Robovie-Zレンタル規約のご確認、ご同意
- Robovie-Zレンタル申込書のご提出
- 本ページからのお支払い手続き
※代金引換はご利用いただけません。クレジットカードまたは銀行振込のみとなります。
【利用規約】※クリックでPDFファイルが開きます。
【申込書原本】
レンタル申込書の提出は、下記メールアドレスにPDFでご送付いただくか、FAXでご送付下さい。
【申込書記入例】
※複数台のレンタルをご希望の際は、希望する台数(数量)を入力の上、カートに入れてください。
Robovie-Zは、新規開発のサーボーモーター・ロボット制御基板・フレーム構造を採用し、メイン基板としてRaspberry Pi 4 Model B(RAM容量4GB版)を搭載した二足歩行ロボットです。脚部に独自設計のギア連動式リンク機構を採用し、ピッチ軸・ロール軸の動作と、脚部の屈伸動作を独立して制御することに成功しています。リンク機構のもつ安定性と制御の自由度を高度に両立させることにより、理想的な歩行動作を実現しました。
ソフトウェア面では、Raspberry Pi 4の処理能力を生かし、ロボット本体内での画像処理や各種の演算処理、ネットワークを活用した外部機器の連携など、二足歩行ロボットが活躍する場面を大きく広げることが可能です。本体は組み立て済み、調整済みとなっており、機動性とデザイン性を備えた外装も装着しています。二足歩行ロボットを活用した研究・開発用途や、ホビー用途・各種競技会への出場に好適です。(ROBO-ONE公認機体に登録済みですので、画像処理能力などを生かしROBO-ONE autoなどに挑戦することが可能です)
Raspberry Pi 4を搭載し高度な処理が可能
Robovie-Zには、RAM容量4GBのRaspberry Pi 4 Model B基板が搭載されています。1.5GHz クアッドコアのARM Cortex-A72プロセッサーにより、画像処理やネットワーク連携など、これまでの二足歩行ロボットを超える高度な演算処理を、ロボット本体内で行うことができます。Raspberry Pi 4には冷却用のファンを装着しており、複雑な処理を安定して実行することが可能です。
Raspberry Pi 4対応のカメラを搭載
Robovie-Zには、Raspberry Pi 4に対応した小型カメラ「Raspberry Pi Camera V2」を標準搭載しています。Raspberry Pi 4の処理能力を活用し、画像処理などの演算結果をロボットの動作に反映させることができるため、いわゆるAI処理などに基づいた高度な自律動作をプログラムすることができます。
新開発のロボット制御基板「VS-RC026」を搭載
Robovie-Zには、サーボモーターを直接制御するロボット制御基板として、新開発のVS-RC026が搭載されています。VS-RC026には3軸ジャイロセンサーや3軸加速度センサーも搭載されており、二足歩行ロボットとしての基本的な動作と制御を完結できるように設計されています。高度な情報処理はRaspberry Pi 4上で行い、サーボモーター等の直接的な制御はVS-RC026で行うことにより、Raspberry Pi 4の状態によらず、安定した動作制御が行えるものとなっています。
VS-RC026はシリアルサーボモーターに合わせて専用設計されており、サーボモーターの現在角度を取得する・サーボモーターの動作特性を変更するなど、双方向通信を利用した高度な制御が可能です。また、専用のモーション作成ソフトウェアとして「Motion Works for VS-RC026」を付属しており、GUIを利用した効率的なロボットモーションの作成や、各種センサーを用いたプログラム作成を手軽に行うことができます。
各種センサー、無線コントローラを搭載
Robovie-Zには、VS-RC026上に3軸ジャイロセンサー、3軸加速度センサーを搭載しています。また、専用無線コントローラーとして「VS-C3」も搭載しており、手動でのロボットの操縦にも対応しています。
ROSに対応
Robovie-Zでは、搭載されるRaspberry Pi 4上にROS Melodicを導入することが可能です。「Motion Works for VS-RC026」で作成・登録したモーションプログラムをROS経由で呼び出す、ロボット本体の簡単なステータスを取得するなどの機能を実現しています。外部のROSデバイスから任意のモーションを再生することができるため、様々な目的に合わせた活用が可能です。
ハードウェア構成
カタログ
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毎週配信を目標に取り組んでおりますので、動画をお楽しみ頂けましたらチャンネル登録・高評価をお願いします!!
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製品仕様
サイズ | W164×D110×H315[mm] |
本体重量 | 約1,020g |
自由度 | 20軸 (脚部:6軸×2 / 腕部:3軸×2 / 頭部:2軸) |
搭載サーボモーター | 脚部:VS-S055×12 その他:VS-S055C×8 |
電源 | リチウムポリマーバッテリー(LiPo) 7.4V1600mAh |
スピーカー | モノラル
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搭載センサー類 | ジャイロ・加速度センサー(合計6軸)
RaspberryPiカメラモジュールV2(8MP)
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Motion Works for VS-RC026 対応OS | Windows 8.1 / 10 |
製品構成 | Robovie-Z本体、バッテリー、充電器、VS-C3(送信機側)、
USBケーブル(Type A - Micro B) 1.5m
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Raspberry Pi 4仕様
搭載OS | Raspbian OS |
RAM容量 | 4GB |
インターフェース | USB 2.0×1
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専用microSDカード | 付属(32GB、OSイメージ書き込み済み、装着済み)
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Raspberry Pi 4専用拡張基板 VS-RC019 仕様
寸法 | W65×D56(mm) |
重量 | 30g |
対応電源電圧 | 6.5~12 (V) |
ロボット制御基板 VS-RC026 仕様
寸法 | W52×D48(mm) |
重量 | 12g |
対応電源電圧 | 7~12 (V) |
サーボモーター接続可能数 | シリアル専用コネクター(3ピンADHコネクター)×6 最大接続数:24 |
専用microSDカード | 付属(8GB、装着済み) |
シリアル信号仕様 | TTLコマンド方式 / 通信速度:115.2kbps / 通信方式:TTL半二重通信
双葉電子工業株式会社のシリアルコマンドに準拠
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インターフェース | USB(USB Micro B) |
※本製品をご利用になる場合は、Windows8/8.1/10をインストールしたPC、及び一般的なPCの操作知識が必要となります。
※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。