こちらの製品は生産・販売を終了いたしました。
リンク先の内容は発売時の情報であり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本製品に対応ロボット本体は含まれません。
本製品は、各種研究開発用大型台車ロボットのオプション品で、対応ロボットをROSで制御するためのPCと取り付け金具から構成されています。
搭載されるPCには、対応ロボットをROSで制御する際に必要となる環境(Ubuntu20.04 とROS Noetic および必要パッケージ)があらかじめ構築されており、対応ロボットに本製品を搭載、接続するだけで導入が完了します。
PCの電源は別売の専用基板を介してロボットのバッテリーから供給されるため、外部電源は不要です。
UbuntuやROSを初めて使う方でも、PCのセットアップ作業を省略し、サンプルプログラムでの動作を確認することができます。
※ROS PC(UM350)オプションから、台車ロボット本体の制御基板へ、Arduino IDEを使ってスケッチを書き込むことはできません。
ROS PCオプションをご利用いただくか、スケッチの書込みには別のPCをご用意ください。
対応ロボットに搭載・接続するだけでROS による制御が可能に
ヴイストン株式会社製の研究開発用台車ロボットと合わせて本オプションを導入いただくことで、研究開発用台車ロボットに最適なROSの実行環境が得られ、LiDAR(LRF)やデプスカメラからの情報を適切に処理・活用することが可能となります。また、本オプションと合わせて拡張機器用電源基板 VS-WRC054を搭載することにより、研究開発用台車ロボットの本体内に搭載されたバッテリーからの駆動が可能となるなど、トータルパッケージとしての取り扱いが容易であることが大きな特徴です。
MINISFORUMブランドの小型PCを採用
搭載するPCにはMINISFORUMブランドのベアボーンPCを採用しています。
小さな筐体により、研究開発用大型台車ロボットのカスタマイズ性を損なうことなく搭載することが可能です。
また、対応ロボットに付属する各サンプルを動作させるのに十分なスペックを有しています。
スペックの詳細は下表をご覧ください。
Ubuntu 20.04 および ROS Noetic をセットアップ済み
PCには、OSとしてUbuntu 20.04日本語Remixをインストールしています。
また、ROS Noeticと、研究開発用大型台車ロボットに付属している以下のサンプルプログラムがセットアップ済みとなっておりますので、面倒な環境構築は不要です。
【ROSサンプルプログラム一覧】
- ゲームパッドからの操作
- SLAM(gmapping)
- navigation
- マウス(タッチパッド)からの操作
- SLAM(cartographer)
※本製品に含まれないライブラリなどのセットアップが追加で必要になる場合があります。
※SLAM、navigationを行うためには LRFが必要です。LRFオプションのご利用が便利です。
電源はロボットから供給され、コードレスで運用可能
ROS PCオプションは、別売の「拡張機器用電源基板 VS-WRC054」と組み合わせて使用します。
この電源基板は、対応ロボットのバッテリーからPCに電源を供給することができます。PCのために外部から給電する必要がありませんので、PC搭載のロボットをコードレスで運用することができ、実験等をスムーズに行うことができます。
搭載PCのスペック
ベアボーン | Minisforum UM350 ミニPC |
OS | Ubuntu 20.04 (64bit) |
ROS | ROS Noetic |
CPU | AMD Ryzen™ 5 3550H |
メモリ | 16GB (8GB x 2) |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィック | Radeon Vega 8 Graphics |
※スペックや仕様は、製品改良のため予告なく変更となる場合があります。
AMD、AMD Ryzen、Radeonは、Advanced Micro Devices, Inc.の登録商標または商標です。
UbuntuはCanonical Ltd.の商標または登録商標です。
MINISFORUMロゴは、BESSTAR TECH LIMITED株式会社の登録商標です。
ROSは、Open Source Robotics Foundation, Inc.によるオープンソースのプロジェクトです。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、一般に各社の登録商標または商標です。