KHR-3HV Ver.3.1標準のサーボモータ。全段金属ギヤ、ファイナルはベアリングを使用しているため剛性が高く、負荷のかかる動きや歩行動作をなめらかに再現します。
■ギヤ:金属ギヤ
全段金属ギヤを採用することでロボットの安定した動作を実現。
さらに、軸をベアリングで支えることで安定した動作を実現しました。
■ケース:KRS-2500シリーズ
コンパクトなKRS-2500シリーズのケース。ロボットのシルエットをすっきりとまとめることができます。
また、表面に凹凸が少ないためフレームの設計も簡単になりました。
コネクタは、ボトムケース側に2個装備しています。
- ・フリーホーンを取り付け可能
- ボトムケースには、出力軸のホーンと対になるフリーホーンを固定できます。
対応オプション:
- アルミフリーホーン2500A(PCDΦ14-M2-オフセット0)
- フリーホーン2500B(PCDφ12-M2-オフセット+2)
- 小径フリーホーンC(PCDφ12-M2-オフセット0)
- ・ケーブル脱着式
- ケーブルは脱着式で好きな長さのケーブルに交換することができます。コネクタが2つ実装されていますので、サーボに任意のIDを割り振ることによりサーボ同士を数珠状につなぐデイジーチェーン接続をすることが可能です。
対応オプション:
- ZH接続ケーブル2A/ ZH接続ケーブルA
- ZH接続ケーブル2B/ ZH接続ケーブルB
■これまでのKRS-2552各種と"R3"の互換性について
KRS-2552R3は、サーボに内蔵しているモータのロット変更により動作の特性が若干変更になりました。最大トルク、最高スピードなどスペック上の変更はございませんが、ストレッチなど各種パラメータを著しく変更した場合(60→10など)は、R2以前の従来機種と比べて動作に差が発生する場合があります。
片脚"R3”、片脚"R2"を搭載したKHR-3HVにてサンプルモーションの動作確認をしたところ、すべてのモーションを問題なく再生することができました。”R3”と”R2”を混在することは可能ですが、モーションにより若干の違いが発生する場合があります。現在お手持ちのKHR-3HVの脚部のサーボを交換する場合は、可能であれば左右を"R3"に揃えていただくことをお勧めします。
通信規格は変更なくICS3.6を採用していますので、これまで通りの環境でご利用いただくことができます。従来のICS3.5/ICS3.0に対応する各種KRSサーボ(HV仕様)と混在することが可能です。
※RCB-3でご利用いただいたときのみ一部組み合わせに注意が必要です。詳細はこちらをご参照ください。RCB-4やその他マイコンボードでは問題ありません。
【付属品】
- ZH接続ケーブル2A (300mm)×1
- ZH接続ケーブル2B (300mm)×1
- M3×8 低頭ホーン止めビス ×1
製品仕様(11.1V時)
サイズ | 41(W)×21(D)×30.5(H)mm(突起部除く) |
重量 | 41.5g(サーボホーン含まず) |
最大トルク | 14.0kgf・cm |
最高スピード | 0.14s/60° |
最大動作角度 | 270° |
最大消費電流 | 1.3A |
ギヤ種類 | 金属 |
ケース材質 | 樹脂 |
ギヤ比 | 312.4:1 |
電源電圧 | HV仕様(9V~12V) |
通信規格 | ICS3.6(シリアル/PWM選択式) |
通信速度 | 115200/625000/1250000bps |
初期設定 | ID0/BR115200 |
信号レベル | TTL |
回転モード | 可 |
対応コントロールボード | RCB-4HV/RCB-4mini/RCB-3HV
※RCB-3でご利用いただく場合はこちらの記事をご一読ください。 |
インターフェース | Dual USBアダプターHS/ICS USBアダプターHS |
※寸法図、製品マニュアル、コマンドリファレンスなどの技術情報は、近藤科学の公式製品サイトからダウンロードが可能です。
※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。