Beauto ChaserでC言語組み込みプログラミングを学べる参考書「H8マイコンによる組み込みプログラミング入門」が発売されました。
本書では、Beauto Chaserに搭載のマイコンボード「VS-WRC003」を題材にC言語でのH8マイコンの組み込みプログラミングを学習できます。開発環境の導入 手順やC言語に関する基本的な説明、多数のサンプルソース、及びBeauto Chaserを題材にした倒立振子の理論説明やサンプルソースも掲載されており、本書を読み進めながらBeauto Chaserで実践的なプログラミング学習が可能です。
Impress Robot Watchにて、Beauto Chaserを使用した組み立て・プログラミング学習記事が連載されています。連載では、ロボットの概要や組み立て、付属ソフト「Beauto Builder NEO」を使用した基本的なプログラミングから、本体のマイコンボードを別の工作キットに乗せ変えたり、C言語によるプログラミングを実践するなど、初級 から上級レベルまで幅広くカバーした内容となっております。
Impress Robot Watch
Beauto Chaserは、従来のBeautoの特長である「簡単」「低価格」を引き継ぎ、更に扱いやすく、またお求めやすくなったキットです。販売価格が従来 の17,000円(税抜)から5,700円(税抜)へと大幅なコストダウンを実現し、非常にお求めやすくなりました。
搭載センサは赤外線センサ1個で、明るさや赤外線ボールの認識、また取り付けを変えることでライントレースを学習できます。 また、センサポートは4ch備わっており、コネクタの形はBeautoと同一となっております。そのため、Beautoで使用できるセンサデバイスを最大 で4つ接続することができます。また、デバッグや表現などに役立つLEDが2個追加され、プログラムから点灯・消灯や点滅を行なうことが可能です。
Beauto Chaserに搭載されているCPUボードには、マイコンにルネサステクノロジ社のH8/Tinyシリーズ「H8/36064G」を採用しています。H8 /Tinyシリーズは組み込みマイコンのプログラミングに最適な機種であり、ルネサステクノロジ社の統合開発環境「HEW」など別途開発環境をご用意いた だくことで、組み込みマイコンのプログラミングを学習することができます。
※製品にはC言語の開発環境は付属しておりませんのでご了承ください。
また、付属ソフト「Beauto Builder NEO」は、従来の付属ソフトを初心者の方でもよりわかりやすいように改善し、画面構成や命令ブロックのアイコンを視覚的によりわかりやすく、また、各命令の設定項目などを単純化するなど、非常に扱いやすくなっております。