ビュートミニARMは、2個の赤外線センサとモータを備え、ARMマイコン(ARM Cortex-M3 LPC1343)をCPUに搭載したライントレースロボット教材です。本体は工具を使わず5分程度で組み立てられ、すぐにプログラミング学習を始められます。
スタンダード (税抜 3,800円) |
エンコーダ・ブザー搭載版 (税抜 4,760円) |
プログラム方法は、初心者向けの命令ブロックを並べて矢印を接続し簡単にプログラミングできる専用ソフトウェア「ビュートビルダー2」、上級者向けのC言語統合開発環境「LPCXpresso」の2種類を選択でき、幅広いレベルのユーザにご利用いただけます。
製品は、ライントレースロボットの標準的な構成の「スタンダード(税抜3,800円)」と、ロータリーエンコーダ・圧電ブザーを搭載し走行性が向上した「エンコーダ・ブザー搭載版(税抜4,760円)」の二つからお選びいただけます。
ビュートミニARMは、「スタンダード(税抜 3,800円)」「エンコーダ・ブザー搭載版(税抜 4,760円)」の二つのパッケージを用意しています。
スタンダードは、モータ2個(左右駆動輪)、赤外線センサ2個、LED2個を備え、ライントレースロボットとして必要最小限の機能を備えたシンプルな構成です。組立は工具を使わず、部品をはめ込むだけで5分程度で完了します。
製品には他に、PCとの接続用のUSBケーブル、組立説明書、ライントレースコース、専用プログラミングソフトウェア「ビュートビルダー2」やC言語サンプルソースなどを収録したCD-ROMを付属しています。
エンコーダ・ブザー搭載版は、スタンダードの製品構成を引き継ぎ、更に拡張機能としてロータリーエンコーダと圧電ブザーを搭載しています。
ロータリーエンコーダはモータの回転量や回転する速度を計測でき、走行性が向上します。圧電ブザーはプログラムから音程・音長を指定して鳴らすことができます。これらの機能はビュートビルダー2から利用でき、初心者でも使いやすくなっています。
エンコーダ・ブザーの部品はあらかじめ基板に実装されているため、組立はスタンダードと同じく部品をはめ込むだけで5分程度で完了します。
ビュートミニARMは、プログラミング環境として、ブロック形式の専用プログラミングソフトウェア「ビュートビルダー2」と、C言語統合開発環境「LPCXpresso」が用意されております。初心者には前者、また、中級者以降へのステップアップや組み込み技術者などには、後者の本格的な開発環境という具合に、ユーザのレベルに応じて幅広くお使いいただけます。
初心者向けのビュートビルダー2は、命令ブロックを並べて矢印を接続し簡単にプログラミングできる専用プログラミングソフトウェアです。順次・繰り返し・分岐のプログラミングの基本要素を理解し、ライントレースなどの課題にチャレンジすることで、計測と制御の仕組みを楽しく学ぶことができます。
上級者向けのC言語統合開発環境「LPCXpresso」は、ビュートミニARMのマイコン「LPC1343(NXPセミコンダクターズ製 ARM CortexM3)」用の開発環境で、NXPセミコンダクターズ社のwebページから無償でダウンロードできます。また、ビュートミニARM用のサンプルソースをダウンロードページで無償配布しており、組み込みプログラミングやC言語が初めての方でも、一通りの機能をC言語から利用できます。
本体を拡張するためのオプションを多数取り揃え、必要に応じてステップアップできます。
※一部のオプション製品には別途はんだ付け作業が必要です。
本体前面には赤外線センサの追加ポートが4箇所あり、標準の赤外線センサ2個と合わせて、最大6個まで拡張できます。赤外線センサを本体に追加するとラインの検出能力が向上し、標準の機体よりも高速で走行しながらライントレースしたり、急カーブなど複雑な形状のコースでもライントレースできるようになります。
エンコーダオプションを本体に拡張すると、モータの回転量と回転の速度を取得でき、ロボットの走行時にエンコーダの情報をフィードバックして直進性を向上させたり、「50cm移動」「90°旋回」のように距離や角度を指定して、任意の軌道でロボットを走らせることが出来ます(エンコーダ・ブザー搭載版には標準搭載)。
「VS-BT001取り付けフレームセット」を使って、Bluetooth通信デバイス「VS-BT001」を本体に取り付けると、Bluetooth通信機能を搭載したPCやスマートフォンからロボットを無線制御できるようになります。スマートフォンでは、Androidアプリの「VS-C2 for Android」を使い、タッチパネル・加速度センサ・音声認識で操作できます。
ビュートミニ用ユニバーサルボードは、ビュートミニARMに自作の電子回路を拡張する際に使用します。本体のアナログポートは、スイッチ・センサ(測距センサ・超音波センサ 他)などのデバイスを拡張できるため、ビュートシリーズ用 アナログ入力コネクタとユニバーサルボードを組み合わせることで、配線とデバイスの固定が可能です。