CPUボード「VS-WRC003LV」は、センサ・スイッチ類の増設、ゲームパッドコネクタの拡張・接続など高度な拡張が可能なマイコンボードです。
LED・モータ出力・センサ入力機能を備え、H8/36064G搭載で入門から上級者までロボットのプログラム学習が可能となっております。
昇圧電源回路を内蔵することで、2本の単3乾電池で駆動が可能となっています。
また、I/O拡張ボード・ロータリーエンコーダ拡張セットなど、豊富なオプションパーツにより様々な機能を追加することができます。
パソコンに接続したときには、HID(ヒューマン インタフェース デバイス)準拠のハードウェアとして認識されます。Windows2000以降の代表的なOSでは自動的にドライバがインストールされるので、USBポートに接続するだけで、すぐに使用することが可能です。
VS-WRC003LV、VS-WRC103LVには以下のような拡張部品を使用することができます。これらの部品はどれも、VS-WRC003LV、VS-WRC103LVのどちらでも使用することができます。
VS-WRC004LVは、VS-WRC103LV及びVS-WRC003LVの空きポートに接続するI/O拡張ボードです。DCモータ出力、アナログ入力ポートに加え、VS-WRC003LV対応のルネサスエレクトロニクス社E8a(オンチップデバッギングエミュレータ)やエンコーダ基板用のポートがあります。
○搭載ポート
・DCモータ出力4ch (VS-WRC003本体とあわせて 6ch)
・アナログ入力3ch (VS-WRC003本体とあわせて 7ch)
・E8aデバッガ用ポート
・エンコーダ入力ポート
※本製品は、基板本体にピンヘッダ、コネクタが実装されておりません。お客様の用途に応じて別途半田付けしていただく形になります。
※エンコーダの入力には別途「エンコーダ拡張セット」が必要です。
ロータリーエンコーダを拡張し、ロボットの速度や動作距離の測定が可能にします。エンコーダを利用することで、電源電圧の影響を受けず、毎回きめられた距離を進む、同じ角度だけ回転するなどの動作が可能になります。
※エンコーダ拡張セットを使用するためには、VS-WRC004LVが必要です。
ロボット専用無線コントローラ「VS-C3」と接続用コネクタのセットです。無線コントローラからの信号を、ビュートビルダー2やC言語で利用してプログラミングすることで、ロボットを無線操縦できるようになります。
ビュートローバーに標準搭載されている、障害物やライン、床の検知が可能な赤外線センサです。2つ以上接続する場合、別売のコネクタやVS-WRC004LVが必要になります。
※製品には2個付属されています。
IXBUSに接続できる、8 個の赤外線センサを搭載したセンサボードです。ラインを外れにくくなる、直角コーナーの検知しやすくなる、など高度なライントレースが可能になります。
本ボードではCPUボードのアナログ入力ポートを使用しないため、その分アナログ入力ポートをその他のセンサの搭載に振り分けることができます。
最大16V・41A(FET 最大値)までの出力の大きなモータを駆動できるようになります。380タイプモータ、540タイプモータなど、ビュートローバー用モータ以上に出力の大きいモータを使用する場合は、必ずご利用ください。
○搭載ポート
・モータ信号入力ポート(VS-WRC003LVなどと接続) ×2
・DCモータ出力ポート(大出力) ×2
・大出力DCモータ電源入力 ×1
・CPUボード用電源出力(4V、VS-WRC003LVの電源コネクタと接続)×1