「VS-RC202」は「V-duino」と名称変更になりました
Wi-Fi通信機能搭載のArduino互換ロボットコントローラー
V-duinoはArduino互換のESP-WROOM-02をCPUとし、さらにARMマイコンを搭載することにより、一枚でサーボモーター制御、センシング、ワイヤレス通信を安定して行うことができます。
Arduino IDEでプログラム可能
V-duinoはESP-WROOM-02をCPUとすることにより、Arduino IDEでのプログラミングが可能となっています。
また、V-duinoを操作するライブラリと豊富なサンプルプログラムを用意しており、初学者でも無理なくロボットプログラミングを学習することができます。
Wi-Fiでスマートフォンやクラウドと接続可能
Wi-Fi経由で、スマートフォンやクラウドサービスと通信可能です。
サンプルのプログラムを使えば、スマートフォンのブラウザからピッコロボIoTを簡単に操作できます。
サーボモーター制御用ARMチップ搭載
V-duinoには複数のサーボモーターやセンサーを制御するために、専用ソフトを書きこんだARMチップを搭載しています。
このARMチップはサーボモーター、センサーの仮想的なドライバーチップとして動作します。
ユーザーはArduino IDEのプログラム内にARMチップの機能を呼び出す関数を書くだけで簡単にサーボの補間移動などの高度な機能を呼び出すことができます。
モーター制御、センシング、ネットワーク通信を1つのボードで実現
サーボモーター、センシング、ネットワーク通信機能を1枚のボードに搭載しているため、IoTデバイスやワイヤレス操作のロボット等様々な用途に拡張可能です。
また、サイズも小型のため、オリジナルロボットへの組み換えなども容易です。
主な特徴
- Arduino IDE対応
- サーボモーターの補間機能
- LED制御
- アナログセンサー読込(ADC)
- 超音波センサー読込(HC-SR04)
- Wi-Fi接続
V-duinoを組み込んだ作例を公開
V-duinoを搭載したロボットの作例も製品ページで公開しています。ロボット製作の初級から中級へのステップアップにご利用いただけます。
V-duinoを用いた作例の製作に関連するデータ一式です。パーツリスト・簡易組み立て説明・図面データ(*.step等)等が含まれています。作例の制作方法やプログラム・動作等に関するご質問はサポート対象外ですので、ご了承ください。
Vstone公式YouTubeチャンネル
YouTubeチャンネルにて、弊社製品を題材とした解説動画や活用動画などを配信しております。
毎週配信を目標に取り組んでおりますので、動画をお楽しみ頂けましたらチャンネル登録・高評価をお願いします!!
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製品仕様
サイズ | 52(H)×40(W)[mm] |
電源 | 5V ACアダプター、または、単3ニッケル水素充電池×4本(別売) |
対応OS | Windows、MacOS X、 Linux(Arduino IDE対応環境必須) |
インターフェース | サーボ×10、センサー×3、超音波センサー×1、I2C×1、UART×1、USB ×1、圧電ブザー×1(UARTとUSBはバスを共用) |
その他 | ソフトスイッチ、バッテリー電圧監視機能、サーボ補間機能 Arduino IDEでプログラム可能 |
※製品仕様は今後予告なく変更される場合があります。
マニュアルのダウンロード
英語版の説明書、ソフトウェア取扱説明書は、こちらからダウンロード可能です。
English manuals are here.
V-duino搭載の二足歩行ロボットキット「ピッコロボIoT」も発売しています。
こちらの商品は秋月電子通商様でもご購入いただけます
秋月電子通商様の商品ページはこちら
よくあるご質問(FAQ)
- 意図したサーボモーターとー異なるサーボモーターが動きます
- サーボモーターの接続が間違っている可能性があります。直ちに電源を OFF にして、サーボモーターのコネクタの接続を見直してください。
- サーボモーターから異音がします
- サーボモーターがロックしているなど、大きな負荷がかかっている場合があります。即座に電源を OFF にして足同士がぶつかっていないかなどをチェックしてオフセット設定を見直してください。
- 急に電源が落ちてしまいます
- 電源電圧が一定以下に落ちると過放電防止のため自動で電源が OFF になります。その他、大量のサーボモーターを接続した場合や、サーボモーターのロックにより電気的な負荷がかかって電源が落ちる可能性もあります。
- Arduino IDEでサンプルスケッチを書き込むとエラーが出ます
- USBケーブルの接続、COMポートの選択、ボードの選択が正しくできているか確認してください。
上記の設定が正しい場合でも解決しない場合は、V-duino チュートリアルのP14, P15の設定を確認してください。
- Arduino IDE で Generic ESP8266 Module が表示されません
- V-duino 取扱説明書の P16 の手順に従って ESP8266 の設定ファイルをインストールして下さい。
- Arduino IDE で ESP8266 Sketch Data Uploadが表示されません
- V-duino 取扱説明書の P18 の手順に従ってESP8266FSプラグインをインストールして下さい。
- サンプルのHTML_Controllerで、シリアルモニターにIPアドレスが表示されません
- スケッチに Wi-Fi ルーターの SSID とパスワードが正しく設定されていない可能性があります。
- シリアルモニターに表示されたIPアドレスを入力したのに、ブラウザに操作用のページが表示できません
- ブラウザの URL 欄に記述された IPアドレスが間違っていないかご確認ください。
※ブラウザによっては、最初に「http://」と記述する必要がある場合があります。
- SSID、パスワードに間違いがないのに、Wi-FiルータからIPアドレスが取得できません
- 多人数でルータを使用している場合は、ルータに繋がりにくくなることがあります。また、5Ghzの帯域は使用できません。
- 家から持ち出して別の場所で使用したらWi-Fiに繋がらなくなりました
- 出先で使用するWi-FiルータのSSID、パスワードを再度設定してください。