IoTというからにはやはりインターネットを跨いで何かしないと、ということで今回は、離れた場所にいるSotaに、VS-RC202を使って本社会議室の電灯を操作してもらいます!
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こんにちは、morimoriです。今日の記事は、前回開発した電灯操作デバイスを改良する話です。前回の記事はコチラ→https://goo.gl/fwu8sT

実はSota+VS-RC202は今回が最終回なのです。1月かけて開発してきた、ネットワークを使ったSotaとVS-RC202の連携機能を、最後はドカンとパワーアップさせてみたいと思います。

これまで開発した連携機能は、同じネットワーク内のSotaとVS-RC202を連携させるものでした。この状態では、同じ部屋にいるSotaとVS-RC202は連携できますが、東京のSotaと大阪のVS-RC202が連携することはできません。

離れた場所にいる2台を連携させるには、インターネットを跨いで信号を送り届けるしかありません。まさにIoTです!

今回はIBM cloudサービスのNode-RED等を用いて、異なるネットワーク上のSotaとVS-RC202の連係動作を実装しました。

Sotaは音声認識に応じて異なるHTTPリクエストをIBM cloudサービスに送信します。IBM cloudは、受け取ったHTTPリクエストをMQTTという形式に変更し、VS-RC202に向かって送信します。MQTTのメッセージを受け取ったVS-RC202は、サーボを操作して電灯を点けたり消したりするという仕組みです。

インターネットを使う分、どうしてもタイムラグが発生しますが、これで世界中どこにいても、Sotaを使って大阪本社会議室の電灯を制御できるようになりました()

外部サービスを活用することで、VS-RC202はインターネットを跨いで通信を行う事ができます。IoTを活かした素敵なデバイスを作ってみましょう!