日本全国さまざまなところで活躍しているとウワサのメガローバーですが、
その開発中に私はある事件を起こしてしまいました……。
それは制御基板とノートPCをUSBケーブルで接続し、
走行テストを行っていたときのことです。
誤ってケーブルを強く引っ張ってしまい
ケーブルが基板から抜けてしまいました。
もう一度接続しようと、抜けたケーブルを手に取った私は驚きます。
基板にあるはずのUSB microBコネクタ(ソケット)の姿がありません。
まさかと思いつつケーブルの先端を見てみると、
そこには基板から剥ぎ取られたコネクタの姿が。
あぁ無残……。
羅生門の老婆でももうちょっときれいに剥ぐであろう様を見てちょっと悲しくなります。
パターンごと剥がれてしまった彼(彼女?)が元の姿に戻ることはもうないのです。
南無三宝基板交換
さて本題ですが。
最近お客様からもUSBコネクタが取れてしまったという話を聞きましたので、
ちょっと一工夫してみることにしました。
デデーン。
底板にある穴を利用して、結束バンドでケーブルを固定してみました。
「USBを守る!」力強いスローガンが輝いています。
ポイントはUSBケーブルをひと巻きして固定することです。
これにより引っ張られたときに……
きゅっ! と閉まったわっかが絶大な摩擦力(たぶん)を発揮し、
それ以上ケーブルが引き出されることを防いでくれます。
メガローバー(体重:約15kg)の片輪が持ち上がるぐらい引っ張り上げても大丈夫でしたので、
かなり引っ張られ耐性が付与されたのではないでしょうか。
なお、一度閉まってしまったわっかは、
また元に戻してあげないと十分な引っ張られ耐性を発揮できませんのでご注意ください。
また、ケーブルの固定には結束バンドの他に、
インシュロックやタイラップが使えることが報告されています。