Robovie-nanoはどれくらいの力が出せるのか...
今日は実際に測ってみようと思います。
Robovie-nanoの詳細はここからチェック!!

皆さんこんにちは。
babaです。

Robovie-nanoにはとても小型のサーボモータが搭載されています。
このサーボモータですが、どれくらいの力が出せるのか...皆さん気になりませんか?
サーボモータが出すことのできる力は、「トルク」と呼ばれています。サーボモータを使ってロボットを作る際には、このトルクという要素が非常に重要になってきます。
Robovie-nanoはVS-S020Aというサーボモータを使用しているのですが、そのスペックを確認すると、「トルク:2.2kgfcm(4.8V時)」と書かれています。これはサーボモータの回転軸から棒を伸ばしたとき、電源電圧が4.8Vであれば1cm先で2.2kgの物を持ちあげられる力を出せるということを示しています。このトルクという要素ですが、力の大きさは距離と反比例します。例えば先ほどのVS-S020Aであれば、棒の長さが2cmであれば、持ち上げることのできる重さは1.1kgになります。

Robovie-nanoの腕は、ハンドユニットを付けた状態だとロール軸から手先までの長さが11.3cmなので、計算上、190gくらいの物は持ち上げられることになります。ただ、実際には腕自体の重さも考える必要があり、その計算は結構めんどくさいです。しかも腕が結構重たそう...
ということで、どれくらいの重さを持ち上げられるのか、実際に試してみました。

結果、50gまでの物が持ち上げられました。バッテリーの状態や、手のどの部分に重さがかかっているかによって変化しますが、何かを持たせたいというときは、この重さを目安にしてもらうといいんじゃないでしょうか。
また今回はロール軸で試しましたが、ピッチ軸だとまた持ち上げれる重さが変わってくると思いますので、みなさんぜひ試してみてください。
それではまた明日。