小学生向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kidsが、ChatGPTに関する保護者の意向アンケートの調査した結果が報告されていたので、共有します。

プログラミング教育に関心を持つ保護者を対象に調査した結果なので、少し偏りはある結果だとは思いますが、見ていきましょう。

保護者の方は、ChatGPTについてどのくらい知っていますか?

保護者の方は、ChatGPTを使ったことがありますか?

ChatGPTなどの生成AIを今後子どもが利用する可能性についてどう思いますか?(全学年)

ChatGPTなどの生成AIを今後子どもが利用する可能性についてどう思いますか?(学年別比率)

保護者の約4割がChatGPTについて理解しているようですが、日常的に利用している人はまだまだ少ないようですね。子供に利用させたいと考えている保護者も多く、前向きにとらえている状況だとわかりました。

これらの結果より総合的に、保護者自身もまだ利活用が進んでいるわけではないものの、子どもが利用することにおいて前向きに捉えている状況がうかがえます。「これから一緒に考えたい」という層も多く、まさに現在が過渡期であることも示す結果となりました。とまとめられていました。

保護者の声として、
「子どもには積極的に触れさせたいと思いますが、教育観点の必要性を強く感じました。」
「使い方によっては注意が必要な面もあると思われるので、そういった点も考慮させつつ利用させたい。」
「これからAIがより発展していく中で避けては通れない。子供の頃から向き合い、正しい姿勢で理解する必要があると思う」
「プログラミングとあわせて、最新情報を使いこなせるようになって欲しいと思います。」
「テクノロジーの進歩に合わせて人間も進歩していくべきだと思っているので、利用されるのではなく使いこなせるようになってほしい。」
といったように、気をつけるべき点に留意をしながらも、前向きな期待をする声が多くあったと報告されていました。

◆CA Tech Kids プレスリリース
https://techkidsschool.jp/company/release/2023/06/13/survey.html